入居者様ストーリー

02Story 『なにより、スタッフがいいの!』 震災で不安になったための入居でした。

ご入居者様 滝川様

大震災の生活不安によりご入居を決意

滝川様は東京で独り暮らしをされていましたが、平成23年の大震災などの影響もあり、一人での生活に不安を感じ、妹さんもいらっしゃる出身地の高松に戻られることを決意され、ご入居となりました。

入居前と同じように“自由”に生活できる環境づくり

お一人での自由な生活を送っていたこともあり、『入居してからも過度な介助は必要ない。自分で何でもして、自由に生活したい』とのご希望をいただいておりました。
過去に股関節の手術を行われおり、何かにつかまらないと歩行が困難になってしまうことがありました。ご本人の希望通り、居室内でも安全かつ自由に生活していただくために、ケアマネージャーを中心として居室内に手摺を取り付ける計画が持ち上がりました。
滝川様とスタッフで何度も取り付け位置や、1センチ単位での高さの調節を行い、生活に合った手摺の取り付けが完了。それによってスタッフが介入し過ぎることなく、ご自身のペースで生活していただける環境が整いました。

介護のプロとしての誇りを持った心に寄り添うお手伝い

そんな滝川様はいつも素敵な笑顔で、楽しいお話を聞かせてくれます。ロイヤルケア高松アネックスに来館する郵便局の配達員さんや業者さんのためにと可愛らしいキャンディーやチョコレートなどを受付にご用意いただいたり、季節を感じられる置物を飾ってくださったりと、いつも素敵なサプライズがあります。
『ここの何がいいって、なによりスタッフがいいの!!ここのスタッフはみんなプロ意識を持っていて親切だし、とっても明るいから元気をもらえるわ。その上、食事がよくて、設備が良くて3拍子ね!』と、仰ってくださる滝川様の笑顔にスタッフ一同、いつも元気を戴いています。
私たちスタッフは、毎日、必要なお手伝いをさせていただくだけではなく、楽しいとき、辛いときも同じ時間を過ごし、一緒に笑い、一緒に悩んでいます。
ときに家族のように、ときに友人のように・・・。
そして介護のプロとしての誇りを持って入居者様の心に寄り添いながら、新しい生活のお手伝いをさせていただきたい。
滝川様の一言によって、改めてそう感じることができました。